インタビュー

思い出のあるご実家を、セカンドライフを楽しむ住まいへリノベーション


城下町の面影が残る白河市の中心部に静かに佇むY様邸。仙台市で暮らしていたご夫妻は、定年退職を機に奥様のご実家のリノベーションに臨みました。完成したお住まいには空間構成や住宅性能、造作の家具など、将来を見据えて暮らしを快適に彩る工夫が満載!お庭も季節の花が彩る可愛いナチュラルガーデンに生まれ変わりました。日課のお散歩や庭仕事など、セカンドライフを楽しむご夫妻にインタビューしました。

両親の思いが込められた住まいを再生したい!

Q.リノベーションのきっかけを教えてください。

両親が建てた築48年の家は家族が住まなくなり10年以上たっていたので、水まわりなどの傷みが気になっていました。仙台市に建てた家で暮らしていましたが、定年退職を機にこれからの暮らしのことを考えるようになり、老後は仙台でなくてもいいかなと。近くに施設などが充実している白河のほうが便利かなと思い始め、宮城県出身の主人も「墓守もあるし、白河で暮らそう」と後押ししてくれました。当初は建て直しも考えていたのですが、両親から建てた当時の思い出話も聞いていたので残したいと思うようになり、リノベーションすることに決めました。

奥さん

何かあったら駆けつけてくれて、長くお付き合いができる地元工務店の安心感。提案力にも感動!

Q.吉田技建を選んでいただいた理由を教えてください。

数社と比較して悩みましたが、やはり地元の方にお願いしたほうが今後のメンテナンスなどを含めて安心だと思いました。白河市を拠点としていた会社をネットで探して、出会ったのが吉田技建さんでした。
打ち合わせが始まってからは高橋さんからの提案が楽しみで、メールで送られてくる平面図を「どんなふうになったのかな」と夫婦で喜んで見ていました。

奥さん

吉田技建さんが建てた家を見学した時に、対応や仕事ぶりがとても丁寧で印象が良かったし、何かあった時に駆けつけてくれる安心感に魅かれて決めました!
高橋さんが3~4回は仙台の自宅まで打ち合わせに来てくれてキッチンや照明などを一緒に選んだのも思い出に残っています。遠かったのに大変だったでしょ!?

ご主人

高橋

ご夫妻との打ち合わせはとても楽しかったですし、遠距離ドライブでリフレッシュできました(笑)

昔ながらの和室の続き間を全て洋室に。リビングにも心地よい広がりを

Q.リノベーションに際して、こだわりやご要望がたくさんあったと思いますが、お聞かせいただけますか?

老後を考えると、まずは寒くない家を!そして、地震や災害に耐えられる強い家を希望しました。昔ながらの日本家屋だったので和室の続き間や茶の間がつながる間取りだったのですが、茶の間として使用していた和室以外は全て洋室にしました。6帖の和室と縁側の半分はリビングに、和室の続き間は区切って夫婦それぞれの寝室と収納などにも使う洋室になりました。

奥さん

1階をリノベーションして、2階は水まわり以外はほぼそのままです。リビングはもっと大きくしたかったんだけど、構造上、外すことのできない柱の関係で以前の間取りを活かしながら、縁側だった部分をリビングの一部にするなど工夫しました。明るい縁側の半分が洗濯物を干すスペースになったのも便利ですね。

ご主人

高橋

もともとの柱がとても良いものを使用されていたのでそのまま活かし、壁を抜けるところは抜いて、地震の荷重がかかる角には耐力壁を付けて耐震性を強化しました。

あざやかなブルーの壁がアクセントのモダンな和室。癒しの空間でほっこり♪

Q.和室がとてもモダンで素敵ですね!

和室をモダンなイメージにしたかったのでブルーの壁紙にこだわりました!以前は鶯色の砂壁だったので印象が全く変わって気に入っています。もともとの茶の間の雰囲気を活かしているので、お茶を飲んだり、庭を眺めたり、のんびり過ごしています。
トイレもブルーの壁紙を選びましたが、とても素敵ですよ。娘一家は遊びに来て2階に寝るのですが、トイレはわざわざ1階に降りてきて使っています(笑)

奥さん

高橋

和室にブルーの壁紙を選ばれた時、最初は少し不安でしたが(笑)。完成した空間を見るとバッチリ合っていますね!

キッチンの造作食器棚もお気に入り。リビングへの動線も便利!

Q.壁付けのキッチンや造作収納はいかがですか?

昔ながらの食堂は明るくて使いやすいダイニング・キッチンになりました。料理を作ってすぐにテーブルに置けるのも便利!特に気に入っているのは壁側に造作していただいた食器棚。お皿などを引き出しに収納できるので使いやすいです。リビングとつながる動線も確保したので行き来がラクになりました。

奥さん

妻が仙台の家で使用していた大きなテーブルをダイニング・キッチンで使いたかったので広さも重要でしたが使いやすくなったと思います。ここから洗面所や浴室などに移動しやすく、回遊できる動線も便利ですね!

ご主人

思い出のある箪笥を再活用し、木の心地よい空間を彩る

Q.リビングのグレーの壁と無垢の床も相性がぴったりですね。

理想のイメージが“グレー”を空間に取り入れた家だったので、リビングに採用したブロック調のグレーの壁もこだわりの一つです。当初は西側だけの予定でしたが、北側までグレーに。ソファなどは仙台で使用していた飛騨家具をそのまま使っていますが、全体の雰囲気が合っているので良かったです。
実は、このテレビ台は祖母が使用していた古い箪笥を活かして造作してくれたものなんです。できれば捨てたくないなと思っていたところ、高橋さんが「ぜひ、使いましょう」と言ってくれたのがうれしかったですね!

奥さん

無垢材を使った床は高橋さんからの提案でしたが、肌触りがいいし、気持ちがいいですね!

ご主人

高橋

床には無垢のレッドシダーを、天井には杉を使用しました。壁にはクロスを使用していますがアクセントで一部のデザインを変えて個性を演出しています。

明るくて住み心地は抜群。大好きな白河でセカンドライフを満喫中!

Q.リノベ後の住み心地や白河での暮らしはいかがですか?

以前とは光の入り方が全く違うので、どこにいても明るいのがいいですね。夏は涼しく、冬は暖かく、住み心地がいいのでどこにいても快適です。
白河へ移住して、この街が好きになりました。コンパクトだし、市街地を歩いて散歩して1時間半位でまわれるので毎日いろいろな場所へ出かけています。施設が充実していますが、特にお気に入りは図書館。散歩コースに入っています。ランドマークの小峰城も近いし、お城の広場で子どもたちが遊んでいる様子を見るとホッとします。

ご主人

私も高校生までの白河市しかほぼ知らないので、主人と同じように新しい発見も多いです。庭に季節の花が咲いているのでお手入れをしたり、プールへ通ったり、のんびりと暮らしを楽しんでいます。
リノベーションして間取りを工夫したおかげで隣の部屋の音も気にならなくなったので好きなことを楽しめるのもいいですね。

奥さん

高橋

外観のグレーの外壁も提案したものの一つです。目隠しのためのフェンスは全部囲ってしまうと圧迫感があるので途中で区切って隙間をつくり、いろいろな角度から視線がずれるように配慮しました。玄関のアプローチには塀に使われていた大谷石を再利用しています。照明の演出にもこだわっているので夜の幻想的な雰囲気も楽しんでいただけると思います。

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