石川郡石川町W様邸 (平成20年10月完成)
雑貨が大好きな石川町のWさんは、「娘たちが嫁ぎ、両親も足腰が弱ってきて、40数年前に建てた二階建ても不便になってきた。自分自身も年を重ねたので安心して暮らしたい」と思うようになり、1階のリフォームを決めたそうです。理想は、冬でも暖かく過ごせる快適なLDKと、お気に入りに囲まれた暮らし。「もともと使っていた家具や雑貨に合う家にしたかったので、どこか懐かしい雰囲気も理想通りです」と、こだわりのワークスペースで微笑みます。8年前にリフォームが完成した家は、外観には塗り壁のほか、雨風をしのぐ袖壁や白い柵などを加えて、やさしい雰囲気を演出。畳の居間と独立型キッチンは、無垢の床と珪藻土の塗り壁に癒されるオープンなLDKに変わりました。リビングには愛着のあるソファやリペアした箪笥などを並べて家族のくつろぎの場所に。天井には古材を使った現しの梁を設けるなど空間もひと工夫。さらに、Wさんの個室の奥には、造作棚や洗い場が素敵なワークスペースを設けました。ここでは編み物をしたり、友人を招いてティータイムを楽しんでいるという。「憧れの空間と快適な暮らしを叶えて幸せ。今度は孫のためにサンルームを造りたい」と話していました。
ワークスペースには、使い勝手のよい小さな手洗い場を造作。花をあしらった可愛い陶製のボウルもこだわりの一つ
ワークスペースの隣りのプライベートルームにもアンティークの窓や愛着のある家具などを配置。懐かしい雰囲気に心が和む
対面式キッチンの背面の造作カウンターの下にはたっぷりの収納を。窓から四季折々の風景を臨む楽しみが日常に加わった
憧れを叶えた造作洗面台のタイル使いや木製のキャビネット。洗濯などの家事や朝起きて顔を洗うのも楽しくなったという
真っ白い塗り壁でナチュラルな雰囲気を醸し出し、雨風をしのぐ袖壁や日差しを遮る庇が快適な暮らしを実現。ガーデニングも新たな楽しみに。
作家ものの器や雑貨、家具が大好きで、家族との思い出の品を大切にするWさん。吉田技建の折込みチラシを見て、「理想のイメージにぴったり」と電話をしたという。「私のこだわりを聞いてアドバイスしてくれたので、想像を超える素敵な家になりました。欲しかったアンティーク家具も吉田さんが一緒に探してくれました」と話していました。