白河市 O様邸(平成26年3月完成)
ご主人のご両親が建てた大きな和風建築の立派な住まい。Oさん夫妻は、二世帯で暮らしやすいようにとリノベーションを決意しました。
吉田技建が手がけた家のテイストが大好きだったという奥様。もともとは台所と居間だった間取りを、家族がいつもそばにいられるよう、リビングダイニングとキッチンをつないだ大きな空間に。アンティーク感が漂う木の温もりと、白い塗り壁の風合いがナチュラルな雰囲気を醸し出しています。
リノベーションして嬉しかったことがもうひとつ。それは快適性が向上したこと。「デザインだけでなく、吉田技建さんの住宅性能の良さも体感できる家なった」と話します。床や壁、天井に断熱材を入れたためエアコン一台で室内はいつも居心地の良い温度に保たれています。
おしゃれに生まれ変わった空間には、ご夫婦がリメイクした家具がいっぱい。テレビボードや本棚、こたつの天板も手作りです。「家族で楽しみながら作ったもの。目に入るすべてのものに愛着があります。ここで子どもたちと過ごす何気ない時間に幸せを感じるんです」。と奥様。これからも自分たちらしいアイテムで彩っていきたいと話していました。
ガーランドやドライフラワーがセンスよく飾られたリビングダイニング。ちょっと目隠しできる場所に、通園バッグなどを掛けるフックや日用品をしまっておける収納がある。見せるもの、隠すものの場所がよく考えられアイディアが詰まっている
1 アーチを描いた壁の奥は扉のない食品庫に。たくさん棚があるから収納力も抜群
2 2Fの南向きの窓を活用したフリースペース。ご主人の書斎スペースとして重宝している
3 光がこぼれるアンティークのステンドグラスや小物を飾れるキッチンカウンターにもひと工夫
4 トイレの扉はラベンダー色。白を基調とした空間にさりげなく好きな色をプラス
奥様はハンドメイドの作家さんとしても活躍中。リビングの一角に作業スペースを設け、子どもたちと同じ空間に居ながら作品を作っている。室内に飾られているガーランドや布小物は奥様が作ったもの(写真上)