白河市 K様邸 (2022年6月完成)New construction
約40年前に和風の一戸建てを構えたKさんご夫婦は、その家で子どもたちを育て、賑やかな家庭を築きました。子どもたちが巣立った後はふたりで静かに暮らし、こんな日が続くのだと思っていました。ところが東京で就職し結婚した長男から「白河で子どもを育て、暮らしたい」とうれしい相談が。家族で話し合いを重ね、母屋を長男夫婦に譲り、自分たちの家を新築することとなりました。「まさかこの歳で家づくりをするとは!でも、建てて本当に良かった。今とても幸せです」と奥様。
夫婦だけで暮らすのだから、自分たちの好きなようにしたいと考えたふたりは、しだいに家づくりの話題で会話が弾むようになりました。
「これからの人生をどう過ごしていきたい?を話す良いきっかけになった」といいます。敷地の関係で建坪に制限がありましたが、小さくても広々と見えるよう工夫しました。リビングの天井を高くとり、はき出し窓は大きなウッドデッキとつながり、開放感があります。
全体をホワイトとナチュラルな無垢材で統一しているため、室内はいつも明るい雰囲気に。現在は、長男夫婦が母屋をリノベーション中(実はこちらも吉田技建が担当しています)。そちらの完成も待ち遠しく、これから始まる新しい暮らしを、家族みんなが楽しみにしています。
私がギケンさんに決めた Point!
もう10年以上前に吉田技建さんの家を目にしたことがありました。その頃は家づくりをするとは夢にも思わなかったけれど、なぜかずっと気になっていて。今回、ちょっと恥ずかしいくらい希望していることを思い切って相談したら、社長が「いいですね!」と背中を押してくれて、本当に嬉しかったです。やっぱりここしかない!とお願いしました。
1. ナチュラルな外観の中心にある玄関の扉は、ヨーロッパの民家を思わせるデザインと奥様の好きなグリーンを組合わせました。
2. 奥様の部屋には木製のカウンターを備えました。パソコンや読書など、作業をするときに重宝しています。
3. 高い天井に太い無垢の梁が印象的なリビング。ぬいぐるみをディスプレイし、お孫さんも楽しく過ごせる明るい空間です。
4. 木の風合いが気持ち良いご主人の部屋。コレクションの帽子たちが掛けられておしゃれな空間です。